
1歳さんの寝る時間が22時になってしまって、「これって遅いのかな…」と時計を見るたびに気になりますよね。
寝かしつけが長引くと、ママさん・パパさんの自由時間はゼロ。
しかも翌朝は早い。そりゃあ不安にもなります。
一方で、仕事やきょうだいの都合で、どうしても22時になってしまうご家庭も多いんですね。
「早く寝かせたいのに現実が追いつかない」って、わかりますよね。
この記事では、「1歳の寝る時間が22時でも問題ないケース/見直したいケース」を、睡眠時間の目安(根拠)と、今日からできる調整方法に分けて整理します。
読んだあとに「今やるべきこと」が1つに絞れるように一緒に確認していきましょう。
1歳の寝る時間が22時でも、睡眠が足りていればOKなことが多いです
結論として、就寝時刻が22時でも、1日の総睡眠時間が足りていて、日中の機嫌や活動に大きな支障がなければ、すぐに「悪い」とは言い切れません。
リサーチ結果でも、1歳児(1〜2歳)の推奨総睡眠時間は11〜14時間(夜10〜12時間+昼寝1〜3時間)とされています(米国睡眠医学会の推奨として紹介)。
つまり、22時に寝ても、朝7時に起きて9時間。昼寝が2時間なら合計11時間で下限に届きます。
ただし、22時就寝が続くことで「朝が遅くなる→昼寝が遅くなる→夜眠れない」という循環に入ると、ズルズル夜型になりやすいんですね。
そこは、家庭の状況に合わせて調整してあげたいポイントです。
「22時は遅い?」を決めるのは、時刻よりも睡眠の量と質です
1歳の睡眠の目安は「11〜14時間」です
1歳さんの睡眠は、トータルで11〜14時間が目安とされています(米国睡眠医学会の推奨としてリサーチ結果に記載)。
内訳は、夜間が10〜12時間、昼寝が1〜3時間が一つの基準です。
ここで大事なのは、同じ22時就寝でも、生活の中身がまったく違うことがある点なんですね。
同じ「22時就寝」でも、OKな例/しんどい例
たとえば、次の2つは同じ22時就寝でも状況が違います。
- OKになりやすい例:22:00就寝→7:00起床(9時間)+昼寝2時間=合計11時間。日中ごきげん。
- しんどくなりやすい例:22:00就寝→6:00起床(8時間)+昼寝1時間=合計9時間。午前中から不機嫌、夕方に崩れる。
前者なら「今の家庭事情ではこの形が最適」な場合もあります。
後者は、体力や気持ちが追いつかず、夜泣きや寝つきの悪さにつながりやすいです。
「20〜21時が理想」と言われる理由は、リズムが整えやすいからです
リサーチ結果では、就寝は20〜21時頃が理想的で、生活リズムを整えやすいとされています。
6〜7時起床の形を作りやすいからですね。
早寝が正義、というより、朝起きる時刻が固定されやすい家庭ほど、夜の開始時刻も固定しやすいんです。
「成長ホルモンのゴールデンタイム」は気にしすぎなくて大丈夫です
「22〜2時が成長ホルモンの時間だから、その前に寝ないとダメ」と聞くと焦りますよね。
でもリサーチ結果にもある通り、厳密な“ゴールデンタイム”の医学的根拠は薄いとされています。
私の経験でも、「21時に寝かせること」自体が目的になってしまい、寝室で1時間バトル…というご家庭をよく見かけます。
それ、親子ともに消耗しやすいんですね。
大切なのは、“何時に寝たか”より“必要な睡眠が取れているか”です。
もちろん早められるなら楽になりますが、追い詰めないで大丈夫ですよ。
日本は「夜型化」の傾向があると言われています
リサーチ結果では、日本小児保健協会の調査(1980〜2000年)で、1〜6歳児の22時以降就寝が増加していると紹介されています。
つまり、22時就寝は「うちだけおかしい」ではないんですね。
ただ、夜型が増えたから安心、という話でもありません。
睡眠が削られているなら、体調や情緒に影響が出やすいので、そこだけは見てあげたいです。
22時就寝を見直したいサインは「朝・昼・夕方」に出ます
寝る時間が22時でも問題ないかは、日中にヒントがたくさんあります。
次のサインが続くなら、就寝時刻か睡眠の取り方を少し調整した方がラクかもしれませんね。
睡眠不足かもしれないサイン
目安として、次のうち2つ以上が週に3日以上あるなら、睡眠の不足や質の低下を疑います(これは家庭での観察の目安です)。
- 朝の機嫌が悪く、起きて30分以内に泣きがち
- 午前中に抱っこ要求が強く、床で遊ぶ時間が短い
- 夕方(16〜19時)に崩れやすい、癇癪が増える
- 食事中の集中が続かない、食べムラが増える
- 車・ベビーカーで即寝してしまう(昼寝が足りていない可能性)
- 夜泣きが増えた、寝つきに30分以上かかる日が多い
ここで大事なのは、「眠いのに眠れない」状態になると、むしろ寝つきが悪くなることなんですね。
大人も疲れすぎると眠れない日がありますが、1歳さんも同じです。
「夜泣き=寝る時間が遅いせい」とは限りません
ただし「夜泣きがあるから、22時就寝が原因」と決めつけなくて大丈夫です。
1歳は、発達的にも睡眠が揺れやすい時期なんですね。
歯の生え始め、歩き始め、保育園の環境変化など、刺激が増えると夜に目が覚めやすいこともあります。
夜泣き対策は別テーマとして奥が深いので、夜泣きがつらい方は関連記事(夜泣きの原因と対応、寝室環境の整え方)も合わせてチェックしてみてください。
1歳の寝る時間が22時になる「よくある原因」5つ
原因が見えると、対策も選びやすくなりますよね。
現場でも、22時就寝のご家庭はだいたい次のどれかが重なっています。
原因1:昼寝が遅い/長い/夕方に寝てしまう
1歳半頃は昼寝が1回にまとまり、12〜15時頃に2時間前後という目安がリサーチ結果にあります。
これが16時以降にずれ込むと、22時でも眠気が来にくいんですね。
夕方に30分寝ただけでも、夜の眠気が後ろにずれる子はいます。
特に体力がついてきた1歳さんほど起こりやすいです。
原因2:入浴・食事が後ろ倒しになっている
共働きやワンオペだと、帰宅後の流れがタイトですよね。
夕食→お風呂→片付け…としているうちに、気づけば21時半、というのは本当によくあります。
リサーチ結果にも、「お風呂後30分(体温低下時)に寝かしつけ」というコツが紹介されています。
つまりお風呂が遅いと、それだけ寝つきの波を逃しやすいんですね。
原因3:寝る前の刺激(テレビ・スマホ・遊びの強度)が強い
寝室に行く直前までテンションが上がる遊びをすると、切り替えが難しくなりがちです。
1歳さんは「気持ちのブレーキ」を自分でかけるのがまだ苦手なんですね。
原因4:パパさんの帰宅待ちで寝かせづらい
「パパに会わせたい」「一緒にお風呂に入れたい」気持ち、すごくわかりますよね。
家族の時間も大切です。
ただ、1歳さんの睡眠が削られているなら、会える時間を朝や休日に回すのも一つの手です。
家族全員がしんどくならない形を探したいですね。
原因5:寝かしつけが長期戦になっている
寝室に入るのは21時なのに、寝るのは22時。
このパターンも多いです。
筆者の経験では、寝かしつけが長引くご家庭の多くで、「寝室が遊び場化している」「入眠の合図が毎日違う」がセットになっています。
ここを整えるだけで、寝つきが10〜20分短くなるケースもありました。
22時就寝を早めたいときの実践ステップ(今日からできます)
「理想は分かったけど、どうやって?」って思いますよね。
ここでは、家庭の負担が増えすぎない順に、効果が出やすい方法をまとめます。
ステップ1:起床時刻を固定する(最優先)
いちばん効くのは、実は夜より朝です。
起床時刻を毎日30分以内のブレに収めると、体内時計が整いやすいんですね。
具体的には、起きる時間を決めたら次をセットで行います。
- 起きたらカーテンを開けて光を入れる(所要時間1分、費用0円)
- 朝食を起床後1時間以内に(体が「朝だ」と理解しやすい)
- 午前中に少し体を動かす(散歩10〜20分でもOK)
夜だけ早めようとすると失敗しがちです。
朝から整える方が、私たちもラクですよ。
ステップ2:昼寝は「15時までに終える」を目標にする
リサーチ結果でも、昼寝は12〜15時頃が目安とされています。
そこで、まずは昼寝の終わりを15時までに寄せていきます。
やり方はシンプルです。
- 昼寝の開始が遅い日は、時間を短めにする(例:2時間→1時間半)
- 16時以降のうとうとは、部屋を明るくして抱っこで気分転換
- 車移動は、眠りそうなら歌やおやつで短時間に切り替える
「起こすと機嫌が…」が心配なママさんもいますよね。
その場合は、いきなり30分起こすより、10分ずつ前倒しが現実的です。
ステップ3:夕方の過ごし方を「興奮→鎮静」に変える
夜の寝つきは、夕方のテンションに左右されます。
たとえば18時以降は、遊びの質を変えてみてください。
- 避けたい:追いかけっこ、ジャンプ系、テレビつけっぱなし
- おすすめ:絵本、積み木、シール、ぬいぐるみ遊び、薄暗めの照明
「静かにして!」と叱るより、静かにハマれる遊びを用意する方がうまくいきやすいです。
私たちも疲れている時間帯なので、親の負担が少ない方法が続きますね。
ステップ4:お風呂と寝かしつけの間隔を「30分」作る
リサーチ結果にある通り、入浴後は体温が下がるタイミングで眠りに入りやすいと言われています。
そこで、お風呂→30分後に寝室を一度試してみてください。
この30分でやることは毎日固定がコツです。
- 歯みがき
- 保湿
- 部屋を暗くする
- 絵本1〜2冊
寝る前ルーティンは、いわば「入眠スイッチ」です。
毎日同じ順番だと、1歳さんが安心しやすいんですね。
ステップ5:「寝室は寝る場所」を徹底する(寝かしつけ短縮に効きます)
寝室に入ってから遊ぶ時間が長いと、「寝室=楽しい場所」になってしまいます。
これ、実際に取り組んでみると効果が分かりやすいです。
具体策はこちらです。
- 寝室におもちゃを持ち込まない(ぬいぐるみ1つはOK)
- 照明はできれば暖色で暗めに
- 親のスマホは寝室に持ち込まない(通知の光が刺激になります)
- 寝室では話しかけを減らし、淡々と同じ対応に
「それでも立ち上がるんです…」という子もいますよね。
その場合は、寝室の安全を確保した上で、構いすぎず、でも不安にはさせない距離がポイントです。
ステップ6:どうしても22時になる日は「翌日に持ち越さない」
保育園の行事、残業、きょうだいの通院。
どう頑張っても遅くなる日、ありますよね。
その日は割り切って、次の日にこう戻します。
- 起床時刻は大きく遅らせない(遅くても30分までを目標)
- 昼寝は短め・早めに
- 夜は10〜15分でも早く寝室へ
1日で崩れても、2〜3日で戻せれば十分です。
完璧を目指すと、私たちが先に倒れちゃいます。
筆者(2児ママ)の経験:22時就寝で苦しくなる家は「親の休みゼロ」になりやすいです
筆者の経験では、1歳さんが22時に寝るご家庭で、いちばん困りやすいのは「子ども」よりも「親の回復時間」なんですね。
22時に寝て、そこから片付けや明日の準備をすると、親が寝るのは0時近く。
睡眠が毎日6時間を切り始めると、気持ちの余裕が削られていきます。
だから私は、22時就寝を早める目的を、子どもの発育のためだけに置かないようにしています。
ママさん・パパさんが倒れないことも、立派な育児です。
もし今「寝る時間を早めたい」気持ちが強いなら、子どものため半分、親のため半分でいいと思うんですね。
その方が続きやすいですよ。
「早寝にしたいけど無理…」への先回りQ&A
共働きで帰宅が遅いです。それでも20〜21時に寝かせるべき?
毎日それをやろうとすると、現実的に難しいご家庭も多いです。
そこでおすすめは、週の中で「できる日」を2日作ることです。
たとえば、在宅の日・残業が少ない日・休日の前日などですね。
その2日だけでも20〜21時に近づけると、リズムが整いやすくなる子もいます。
パパさんが遅くて、寝かせると会えません
家族時間、悩みますよね。
私たちも「今日も会えないのか…」って切なくなる日があります。
折衷案としては、こんな形が現実的でした。
- 平日は子どもの就寝優先。パパさんは寝顔に「おやすみ」を言う
- 朝に10分だけ一緒に遊ぶ(短くても毎日が効きます)
- 休日は昼寝後の時間にたっぷり関わる
“夜に会う”にこだわりすぎない方が、家族のストレスが減ることも多いんですね。
寝かしつけに1時間かかります…どうしたら?
寝かしつけが長い場合、就寝時刻より先に、「眠くなる条件」が揃っていない可能性があります。
見直しポイントはこの3つです。
- 昼寝が遅くないか(15時を超えていないか)
- 寝る前30分が刺激的になっていないか
- 寝室が暗く静かで、毎日同じ流れか
もし「寝室に行くと遊び始める」なら、ステップ5が効きやすいです。
逆に「寝室に行く前から眠そうなのに寝ない」なら、寝室までの導線(入浴→保湿→絵本)が長すぎることもあります。
受診や相談を考えたい目安も知っておくと安心です
基本的に、22時就寝そのものが病気のサインというわけではありません。
ただし、次のような状態が続くなら、小児科や地域の保健センターに相談すると安心です。
- 総睡眠時間が明らかに短い日が続き、日中の機嫌が悪い
- いびきが大きい、呼吸が止まるように見えることがある
- 夜中に何度も激しく起き、親も眠れない状態が長引く
- 体重増加や食欲にも影響が出ている
「こんなことで相談していいのかな」と思うかもしれませんね。
でも睡眠は生活の土台なので、早めに頼って大丈夫です。
1歳の寝る時間が22時でも、整えるほどラクになるポイントがあります
ここまでの話をまとめると、ポイントは3つです。
- 1歳の睡眠目安は11〜14時間(米国睡眠医学会の推奨として紹介)
- 22時就寝でも、総睡眠が足りていて日中元気なら大きな問題にならないことが多い
- ただし、夜型のループに入るとつらいので、起床固定・昼寝調整・ルーティンで改善しやすい
そして何より、22時就寝に罪悪感を抱えすぎないでほしいんですね。
私たちの生活には事情があって、その中でベストを探している最中です。
次のアクション:今日やるのは「朝を30分だけ整える」で十分です
全部を一気に変えるのは難しいですよね。
今日からの一歩としては、まずこれがやりやすいです。
明日の起床時刻を決めて、起きたらカーテンを開ける。
所要時間は1分、費用は0円です。
それだけでも、体内時計が少しずつ整って、昼寝と夜の眠気に影響が出ることがあります。
一緒に、できるところからで大丈夫です。
もし「夜泣きもセットでつらい」「寝室環境(光・音・室温)が合っているか不安」なママさん・パパさんは、関連記事として「夜泣きの対応」「寝室づくり(遮光・室温・寝具の見直し)」も気になる方が多いので、そちらも合わせて確認してみてください。
育児用品の見直しでラクになるケースもありますよ。